2011/03/01

ABRF: Reversible Destiny Hotel, New York City (2007年5月)

Reversible Destiny Hotel、「運命を反転させるホテル」と命名されたこのホテルは、ニューヨーク中心部のエンパイアステートビル横、マディソンAve.170に提案されました。もともと荒川修作アトリエでは、この種の人間の生命を改善するような建築空間の創造を研究してきました。ロシアの大富豪がこのコンセプトに興味を示し、ニューヨークの一等地に大々的に自分のブランドと融合させて世に示したいとオフィスを訪れ、ABRFオフィスは数週間費やしそのプレゼンテーションイメージを作成。このビルでは、人間の身体の動きが、ある一定のシステム/サーキュレーションでパターン化され、そのパターン化されたいくつものボディー・ムーブメントの類似性が人間の中にある類似した記憶・想念・行動を思い起こさせる仕組みを取り入れています。そのサーキュレーションの原型をDNAから取ったため、建物そのものがDNAのようにツイストすることになりました。荒川修作の指示のもと基本設計・3Dイメージ作成を行いました。使用したソフト:AutoCAD・AutodeskMAYA・Photoshop 



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