三鷹REVDESTロフトは、東京三鷹の住宅地の450㎡の土地に、各部屋部分がモジュールとしてプレハブ鉄筋コンクリート造により作られた3階建て9ユニットのマンションです。ABRF NYの基本設計のもと安井建築設計事務所とのコラボレーションにより2005年完成されました。荒川修作の哲学で、極限に類似した部屋の形状・色・サイズによるバリエーションによって各アパートユニットが構成され、9つのアパートユニットの住人に「似ているけど何かが少し違う」というノスタルジアに近い不思議な親近感をお互いに感じさせ、コミュニティーとしての一体性を達成しようとしたプロジェクトです。私のこのプロジェクトにおける業務は、基本設計・3Dプレゼンイメージ作成・コラボーレートオフィスとの会議/デザイン調整など、2005年に完成するまで基本設計全般を担当しました。(ABRFでのプロジェクトは原色を多用していますが、これは荒川修作が色の人に与える影響に大きな関心を持っていた為です。私個人としては、色に対する理解がより包括的になり、原色を多用するというよりは、より幅広い解決策を考えるデザイン力を得た機会となりました。) 使用ソフト: AutoCAD・AutodeskMAYA・Photoshop